平成29年11月25日、瀬戸旭医師会主催「第4回もーやっこJr.の広場」で開催された小児在宅研修会において、「小児在宅医療における整形外科・リハビリテーションの役割~健やかな成長発達を目指して〜」というテーマで講演を行いました。「もーやっこJr.の広場」とは、医療的ケアの必要なお子さんとそのご家族が安心して外出し家族皆が楽しめる場を地域で提供する、全国でも珍しい画期的なイベントです。瀬戸旭医師会ではこの活動を始め、多職種が連携して在宅医療を支える基盤をつくるための活動を積極的に行っておられます。広場のメインイベントは映画の上映(今年は「ペット」)。他にも多数のレクリエーションが用意され、車椅子のお子さんも呼吸器をつけたお子さんも、どのご家族も揃ってイベントを楽しまれていました。併せて開催された小児在宅研修会では講演のほか、医療的ケアを受けているお子さんと直接触れ合う実技の研修も行われました。多数の医療スタッフが瀬戸旭にとどまらず広域から集まり、また愛知医科大学のボランティアサークル「HIAMU」の学生さん達の活躍も素晴らしく、地域在宅医療の明るい未来を実感した1日でした。このような環境が全国に広がるよう願ってやみません。(門野泉)
愛知県医師会理事
野田正治先生
瀬戸市長
伊藤保德さん
たくさんの方々に話を聞いていただきました。
映画の興奮を共有し、
みんなで一緒に遊ぶのは楽しいこと。
当たり前の経験を実現する広場です。
兄弟揃って思い出作りもできます。
「かぞくカフェ」はくつろぎと情報共有の場に。
担当の訪問看護士が自らケアの方法を紹介。
愛知医大「HIAMU」の皆さん。パワフルな活動に驚嘆。